撮影会★合同写真展フェスありがとうございました
5/13(土)〜14(日)で開催された、第1回目となる撮影会★合同写真展フェスは、想定を超える多くの方が集い、好評のなか終了しました。各撮影会、スタジオ、機材メーカーさんなど12の団体が集った今回の展示フェス、主催者である秋元るい社長が音頭をとった事で、ここまでの規模で開催出来たと思います。さすがの経営手腕だと思いました。
カメラの教室 展示スペース
自分は松川社長時代のMGRA写真教室の頃から参加しており、今回「カメラの教室」枠にて展示させて頂きました。
ここの展示スペースの1/3程度は撮影体験ブースとなっており、マシュマロ撮影会さんとタイアップして、コーナーで見崎講師の5分レクチャーなども開催。展示やらモデファイヤの交換作業、色々な手伝いもさせて頂きながらの展示となりました。
テーマ設定から詳細設計へ
今回の展示が、デザインフェスタギャラリー原宿という場所から、「POP GIRL」という設定を考え、それに合うスタジオとして、マカロンナイトさんを撮影スタジオに決めました。
使用する衣装選びやアイテム、そして一番のポイントであるウィッグは、象徴でもあるロングヘアを封印するということも含めて、ありささんが色々提案してくれて実現しました。
カメラマンである自分は、いかにイメージを具現化して写真に残せるかを考え、撮影や現像の方向などを色々と試行錯誤しました。
撮影当日も意見を出し合い、色々な撮影を試み、全部で千枚以上撮影してたかな。
そして一番大変だったのは、写真のセレクト。見に来てもらう方に飽きさせない構成、目線あり、なし、右向き・左向き、さらにシーンで組み合わせてみたり、差し替えたり。
たった四枚だとしても、本当に良いものにしたい、という2人の熱量が最高潮に高まった写真セレクトでした。
写真セレクトができたら、今度はプリントの為のデータづくりと、パネル制作。これまでも何度か発注して実績のあるプリオさんのパールフォトペーパーをセレクト。発色もよく、今回のテーマとおりのパネルができました。
配置のレイアウトが決められていたカメラの教室スペースのため、あらかじめPCで設計図面を起こし、それを型紙に落とし込んで現場の壁ででピン打ちをする、という新しい試みも導入。複雑なバランスですが、全部で1時間で設置完了できました
展示内容に関しては、ありささんに伝えてはいたものの、それ以外はサプライズにしようと、名刺とフォトブックは内密に用意。写真セレクトの段階で、気に入ってるけどスペースの関係でら入れられない、という作品も加えて、夜な夜な作業しながら一冊にまとめました。喜んでもらえて、素直に嬉しかった
Twitterでも書きましたが、モデルさんが展示に来てくれる、というのは出展カメラマンにとって一番嬉しく、また理想であるけれど、決して当たり前の事では無いということ。
これまで何人も、被写体の方が来られない展示者の方を見てきてるだけに、時間を割いて来てもらえる、在廊してもらえることは本当にありがたいなと感じます。教室のネームタグだと出店者分しか無いため、それは使わず、二人で作り上げたという意味でオリジナルでネームタグも準備しました。
今年6回目の展示となった、今回のデザフェス展は、撮影から構成、展示にいたるまで、2人で多くのことを考えてきた展示でした。この展示が正解かどうかはわかりませんが、紛れもなくお互いの心に残る作品であったことは間違いありません。
来月6月にも展示はありますが、こういった創作で自身のブースを作るのは、一月から始めた一連の展示において、今回が一区切りとなります。
短期間に沢山の事を学び、反省し、その中でつかめたこともたくさんありました。
モデルさんがいるからこそ、カメラマンは撮影する事ができ、そして展示という形にすることができます。モデルを引き受けて頂いた、ありささんには、多くの時間を割いて頂いた事に最大の感謝をするとともに、これからも関係性を大切にして、2人だから出来る作品を追求できたらと思います。
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